学研グループの子会社、株式会社ブックビヨンドによる、各地の新聞社の記者が書いた良質なコンテンツを電子書籍として配信するプロジェクト「ニューズブック」。
現在配信中のタイトルとしては、秋田魁新報社による「ともにくらす~秋田 めぐみの家~」があります。
「ともにくらす~秋田 めぐみの家~」は、自立した生活を人生の最期まで続けたいと願う高齢者が暮らす秋田市の「めぐみの家」を取材しています。
丹念な取材が必要な、このような良質な内容を展開する「ニューズブック」シリーズの第二弾企画として、下野新聞社から「熱闘! 高校野球 栃木100年の記憶 ~読者が選ぶ名勝負ベスト10~」が発刊となりました。「学研BookBeyond」、Kindleストア、楽天Kobo電子書籍ストア、iBooksなど、各種電子書籍ストアで販売中です。
高校野球100年になる今年、栃木県民が選んだ栃木の高校野球史に残る名勝負を振り返る内容とのこと。
栃木県は作新学院が産んだ元巨人かつ、甲子園の伝説のエース江川卓の最期の夏。
東日本大震災の年の栃木県大会準決勝、宇都宮商業と國學院栃木の延長十五回にわたる死闘など、甲子園をめぐる名勝負10試合を、読者の声とともに振り返る内容となっています。
電子書籍といえば手軽なイメージがありますが、このように丹念な取材によって生まれたコアなコンテンツが、出版する立場としては在庫リスクなく販売できるという点についても、良いフォーマットなのではないでしょうか。